この声が
この声が、壊れていく。まるで見えない誰かにあたかも、悪意なんて持っていないような。レイプされている気分。喉はぼろぼろ。
せっかく上手く出せていた声もみんなのせいで壊れてしまった。大丈夫、呪わないよきっと。私は。
ひとのろわばあなふたつだけ。とは思わないよ。私は、わたしの悪い黒い運を流し込んで、相手のキラキラしている気を循環させるだけ。
運も呪いも、やり取りはない。私の気持ちを相手に例えるだけ。そういうイメージで相手に念を送っているよ。ただ気をつけて、あなたがするとあなたの行路は壊れてしまうから。
誰かを、
誰かを、愛せなくても良いじゃない。
愛が全てじゃない。思いやりがそこに入らない前提として。
個人的には殆ど同義語だと思う反面、愛ほど質量は無いかなって。少しの質量をかける、と言う意味では全く違う意味だと認識してる。
思いやりで生きていきたい。
その理由って、必要以上に人に近づきたく無いから。傷付く事に疲れたから。
今は少し傷付く事を少し回避する術を身につけられたかな。って気がしてる。
今まで、誰かを愛せない、誰にも愛されなかった自分をダメだと思ってた。否定してた。
ごめんね、それが間違いだったのかも。
いや、かもじゃないんだ。
自分の味方は自分しかいないでしょ?それだったんだよ。馬鹿だなぁいつも忘れてしまう。
忘れてしまえば思い出すしか無い、どの瞬間でも良い、忘れる能力を持ってるのは人間だけだし、それを存分に使うときは使って欲しい、ただそれは。今では無い。失ったと思ってたら能力が戻ってきたと思った今、それは使い時だよ。
もう2度と私が出来ていた事を失わないためにも。
待って、
待って、気付いてしまった。
どんなに希望があったってそれはまやかしだって。
いつだって悲しみや哀愁に駆られて、どの季節も死にたくなるのだ。
希望は一瞬。季節は永遠。
どう足掻いても無駄だったのだ、昨日の希望も、ゆめみたみたいだ。
それで良いんだけどね。余計な期待は己の首を締め付ける首輪にしかならない。
では。
少しいい兆し
少しいい兆しが見え始めた。きっと私を救ってくれるであろう兆し。
生きてるうちにもう元に戻らないと思っていた。
絶望から、少し抜け出せた。
ねぇ、きっと生きる希望になる?少しでも決めた時から長く行きたいと思う希望に。
今は少しいい兆しに寄り添っていたい。思い描いた事の無かった未来の事を、少し考えてしまった。
最後の期限までもう少し迫ったら。
好きな事をして生きるんだ。最後の、ここまで生きてきたご褒美。そこで希望を見出したら、私は続きを歩む方向に行ってしまうのかな。
答えはその時にならないとわからないし、今のところはまだ兆しの時点であって期待してはいけないとわかっていても。
今まで、ずっと終わりを考えて生きてきた。最後なんて好きなように私が決められるんだから大丈夫。覚悟してた事だって、いざ目の前にして起こってみれば。案外怖くないものだって。
日々
日々、心と恐怖心を擦り合わせてる。死ぬにあたってどんな死に方が自分の心に合っているか。
怖いし痛いのは嫌だ。でも確実に死ねないのも嫌だ。我儘だけども。それは私の選んだ最後だから仕方がない。死に方と心の落とし所を決めかねている。
あと1年半程になってしまったよ。早いのね、時間は。まだしたい事沢山あるの。
痩せて綺麗になる、背中に刺青を入れる、気になってる人にアプローチする、好きな服を着る。ちゃんと叶えて死ねるように。
死んで
死んで地獄に落ちても、それでやっと思いっきり自分の感情とか言いたい事とか、もう誰も傷つける心配が無いから自由になれる。
何もかも押さえ込むのに疲れたの。
自分の中の破壊衝動も暴力性もちゃんと昔に心の奥底に鍵かけて鎖で巻いて氷で固めておいたの。
出てはこないけどいつまで抑えておけばいい?
生きてるうちは絶対出したくないし誰も物理的に精神的に傷つけたくないの。
だから早く死にたい。
自由になりたいの。