死せるその時まで。

あと2年と少し。私は私のままで居れるように。

アラカルト

2013/02/21(木) 00:56
  

君の骨の残骸をこっそりと持ち帰ったあの日に、手の中は秘密でいっぱいだった。 

 


「僕らだけの秘密だよ」
君が仰った言葉は、今でも心を締め付ける。
あぁ、何であんな言葉に頷いてしまったのだろう
後から震えてくる寒さに
もう、暗闇には怯えれない、
貴方がいなくなってしまった今
未だに締め付けられているこの中身に囚われまいと、火の中にくべるが
焼け残った残骸から
余計胸を苦しめる

 

 

 


焼べた思いは塵となり
燃え尽きた怒りは身を粉にするだけ
もう、僕には何も残っていない
先を見えすぎた、明日に帰る場所はない

 

 


幸せより多い悲しみは神様がくれた試練なんて、甘えるわけではない


テトラポットの見える丘
夕日が憂いを帯びる
悲しみは誰だって、
全ては平等に与えられると信じていた頃


誰もが胎児で仏だった
マリア様の腹には神が
放たれた光、慈悲で満ちた


  


まことひきあげて、たらないえみを
いらないならさきにいえばよかったのに

 

 


抉りでた涙
受け止める血
みひらく脳裏 垣間見るエゴ
動く星空、弧を描く
全てわからなかった
知ろうともしない 無知なる過ち
赦しをこう気はない

 


笑いあえてた
人は変わってしまう生き物だけど、