死せるその時まで。

あと2年と少し。私は私のままで居れるように。

ひとりで生きていけそう?

2019/09/15

ひとりで生きていけそう?

 

いいえ、独りで生きていかなければいけないのです。私は幸せになどなれないのよ。孤独のままなら、傷付けられも傷付きもしないはず。辛くてもぼろぼろでも歩かなければいけない、あの温くて薄情な世界にはもういたくはなかった。強い人は弱さを知っている。それは“傷が治った”強い人だけ。強くはいられなかった。傷の上にまた傷を重ねたって、治るものも治るわけがないのに。開けたピアスが安定しない様に。誰もきっとそれを知らない。幸せにはなりたいと思った時もあった。でもそれは只の幻想。すぐに目が醒めるの。怖いのよ、無くなるのが。只の臆病者なの私。怖くて怖くてたまらないの。痛みにはいつだってなれない。いい加減慣れてもいいものなのにね。心を傾けすぎなのかしら。でも心の通わない関係は疲れるし、どうでもいいものに割く時間はもう要らないの。